【日記】映画:国宝

なにかと評判を聞く国宝を見た。三時間という長時間映画なので配信待ちしていたけれど、映画館で観るべきというコメントが目に付いたのでどうにかならないかと調べる。
結果、課金することにした。最近の映画館は追加料金を払えばリクライニングシートをつかえるところも増えてきた。ありがたく活用させてもらった。
私が使ったのは新宿ピカデリーの最後列にあるAKracingのリクライニングシート。家で使っている椅子だし座り心地は折り紙付き。二時間以上はお尻が疲れるのでこれは助かった。
ただ最後列だったから期待するほどリクライニングはしなかった。ざんねん。でも座り心地はいいし、隣とのパーティションもあるから居心地はよかった。
でもmovixの空調がしけてるのか蒸し暑かったのは残念なところ。フードもあわせて四千円ちょいかかったし、これだったら109シネマズの新宿プレミアムでもよかったかも。
使ったことはないのだけれど、サービスでポップコーンとドリンクがついてあの値段なら有りかもしれない。あくまでも長時間映画に対してだけだけど。

内容について。私が歌舞伎についてもっと詳しければ面白かったんだろうなあと思いながらも、何にも知らなくても面白かったのだからすごい。
こういう舞台ものって舞台を台無しにしがちだけれど、そういうところがない。いわゆる失敗というものがない。
もちろん公演中のトラブルはあるけれど、それは致し方ないものとみているこちらにもはっきりとわかるからストレスがかからない。
とはいえ内容はドロドロとしているし、各登場人物には「んんん?」と思わせるような言動があるし。それもリアルといえばリアル。
とくに歌舞伎だとか芸能系に関しては、縦の関係も横の関係もぐちゃぐちゃなんだろう。リアルなおうち騒動なんていくらでもあるしね。
それをすっぱり忘れるような劇中劇が本当にキレイ。
なにを言っているのかさっぱりわからないのだけれど、それでいて演技で何を言っているのかがわかる。
目線だとか声の震えだとか、演出で、「ああここは悲しんでいるのか。苦しんでいるのだな」と頭に入ってくる。そら絶賛されますわな。

主人公とライバルの関係もいい。お互いにお互いが憎くてしかたない時期がありながらも、仲直りしていたり、明るく流していたり。
少年期なんて絶対に犬猿の仲じゃんと思ったら次のシーンでは滅茶苦茶仲よかったり。二人そろって歌舞伎が好きなのも伝わってきていい。
憎みたいけれど憎みたくない、一緒にお芝居がしたい。終盤の二人の劇はそんな印象でした。

三時間あっという間!というほどでもなかった。私の場合はね。といってもどのシーンも削れないし、これでも削ったらしいから仕方ない。
シートのおかげで集中できたし、いろんな劇中劇が見れてお得だったなあという感想。そして映画館じゃないと集中できないから、やっぱり映画館で観たほうがいいという感想。
配信で三時間はね、やっぱり途中でスマホ見たりトイレ行ったり集中できないからね。自ら制限をかけるしかないんだなあ。
そう思いながら7/18公開の鬼滅の刃を見に行く。なに、あれは二時間半だから国宝よりも短い。普通の座席でもなんとかなるだろう。

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