【日記】猫

猫を飼っている。今年で七歳になった黒猫の女の子だ。名前はふく。

・知能
猫は人間の三歳レベルの知能はあるという。なら言葉は覚えられるだろうとあれこれ教えている。
ふく、ちゅーる、おやつ、ごはん、おいで、だめ、ぽんぽん、遊ぶ、ボール、ネズミ、寝る、トイレ、お水、いいこ、なでなで
要求鳴きしたときは「ごはん、あそぶ、ポンポン」と聞けばいずれかに反応がある。
ぽんぽんとはお尻を叩く行為のこと。昔はそんなに反応なかったのにここ最近は好きなのかよく要求される。
いまだに力加減の正解がわからない。撫でると叩くの中間くらいなので痛くはないと思う。

・水
猫はあまり水を飲まない生き物であると飼う前に調べていた。それゆえ膀胱炎や脱水症状がでやすいという。
私もふくを迎える時はそこらへんどうしようか悩んでいた。ただ、ふくは水をのむ猫だったらしい。
また、水を飲めばいいことがあると記憶させておこうと、水を飲んだ時は褒めるようにしていた。
そのせいなのか水を飲んで来たらわざわざ私の目の前に来て凛として座っている。ほめられ待ちらしい。
いまのところ水分不足で困ったことは無い。えらいえらい。

・便秘
ふくは微妙な便秘だ。一週間で五回くらいであり、かかりつけのお医者さんにも「びみょう…」と言われたほど。
便秘というほどではないけど気をつけたほうがいいのだろうと思い、対処法を聞けば乳酸菌をすすめられた。
猫にも乳酸菌はいいらしく、色々商品があるから二・三か月ためして効果を期待したほうがいいと言われた。
そこでためしたのがカリカリタイプ・ウェットタイプ、両方のちゅーるだ。両方とも総合栄養食でありながら乳酸菌がたっぷりと入っているというもの。
食いつきはよく、あげてからというもの毎日してくれる。また体重変化や健康にも支障はでていない。
ただカリカリタイプは毎朝の日課になっているので、私の寝坊は許されず、いつもたたき起こされるのだけは勘弁してほしい。

・ルーティン
夜、寝るときにあおむけで寝る私の腹の上でゴロゴロとくつろぐルーティンがある。
その間、私はひたすらなでたり褒めたりする必要がある。やらなければ猫パンチが飛んでくるのだ。
満足すると自分の寝床であるキャットタワーやベッドの隅で丸くなるのだ。妙な儀式である。
そんな儀式を七年間欠かさずやっていたのだが、ここ最近はまた妙なルーティンがプラスされた。
それは冷蔵庫の上や廊下などにいき、寝ている私の位置から見えないところで「アオーン!」と大声で鳴くのである。
完全なる要求鳴きである。「こっちにこい」と言っているのだ。仕方なく迎えにいく。
するとふくは私の手をすり抜けてダッシュでベッドまで行き、私が寝れば前述のルーティンをはじめるのだ。
一体なんなんだ。素直に寝てくれ。

・におい
ふくはなんでもかんでもにおいを嗅ぎたがる。例えば私が食べるものには興味があるのかすぐによってくる。
嗅がせてやれば満足してどこかへ行く。食べたりはしない。刺身以外は。
一般的に猫という生き物は柑橘系の匂いが苦手らしいが、ふくは関係なくみかんやオレンジの匂いをかぎにくる。謎

・風呂
ふくは風呂によく来る。決してシャワーされたいわけではなく、単純に私が風呂から上がるのをまっているのだ。
前述したように、私はウェットタイプのちゅーるを与えている。そのタイミングが私がドライヤーをかけ終わったあとなのだ。
ふくは風呂➡ドライヤー➡ちゅーるという流れを覚えているらしい。早く風呂から出ろとせがまれる。
スマホをもって長湯なんて許されない。スマホを叩き落とそうとしてくるのだ。
風呂に入れないようにすればいいのだが、こうして風呂への警戒心をとき、ふくを洗う準備をしているので仕方ない。

・キャリー
ふくはキャリーが嫌いだ。嫌な記憶しかないからだろう。
大体一年くらいかけて記憶を消して病院に連れていくのだがここ数年はそれができないでいる。
ワクチンのほかに健康診断があるからだ。血液を採るタイプの本格的な健康診断を受けるようにしている。
かかりつけの医者からもそろそろ受けたほうがいいとすすめられ、ある日いきなり病気になるよりはと受けるようにしている。
ワクチンを受ける時期が3月、健康診断の期間が6月からと、そう間もあけずに病院に連れていかなければならない。
ワクチンはともかく健康診断は朝食を抜かなければならないので確実にふくに異変をさとられる。
だが猫の健康のためだ。無理にでもつれていく。この時ばかりは暴れられるが今のところ失敗はない。

病院でふくは威嚇せずじっとしていることが多い。
注射を打たれてもびくりともせずカチコチに固まっている。
病院では大人しくしているあたりふくは内弁慶な性格なのかもしれない。

・だっこ
ふくは抱っこが嫌いだ。我が家に来た時からずっと嫌がる。五秒でも抱っこできれば御の字だ。
体をくねらせて嫌がるならまだしも、爪を立てて猛抗議を受ける。ふうふうと鼻息があらくなることもしばしば。
嫌がることをするなと言われそうだが体重管理もあるし、台所にやってくれば追い出さなければならない。
なのでコマメに爪切りをしている。爪切り後には必ずちゅーるをあげているので、ふくも爪切り後はちゅーるを貰えるとじっと我慢してくれる。
ただ後ろ足だけは爪切りをさせてくれない。前足だけだ。でもそれだけでも充分危険度が下がる。
これから薄着になっていくし私の腕に爪が食い込むこともあるだろう。それでもだっこを止めるわけにはいけないのだ。

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