今日も今日とて喧嘩しろとうるさい狂犬に、桐生はため息をついた。
よくも飽きず、多種多様に誘ってくるものだ。そこまでして喧嘩がしたいのだろうか。人の好き嫌いに口だす趣味はない。だが、ここまでくると中毒や依存症と言う言葉が頭に浮かぶ。
「なあ。喧嘩っ。しよっ」
公園の焚火前で煙草をふかしていたところ捕まった桐生は、どうやってこの場を切り抜けようか腕を組む。笑顔で刃物をチラつかせて誘ってくる真島に苛ついて手を出せば負けだ。必然的に喧嘩になる。
愛煙者である真島も、喫煙中は無理に喧嘩を仕掛けてこないモラルはあるらしい。だが、この煙草を吸い切った直後、仕掛けてくる危うさはある。煙草を吸いながら移動しようにも勝手に肩を組んで迫ってくるのだから性質が悪かった。
「うわ」
不意に真島が身体を引いた。
「あ?」
何かあったのかとあたりを見渡すもなにもない。神室町はいつもと変わらず騒がしく、これといった異変はなかった。苦手な人間でも見かけたのかと振り向く。
「虫でもいたのか?」
最近はだいぶ暖かくなってきた。ちらほらと虫を見かけるし、目に入ることも珍しくない。長身の真島ならよく虫がぶつかってきそうだと揶揄うように尋ねる。
「いや?桐生ちゃんも男の子なんやなって」
「……は?」
意味がわからない。真島の言うことはいつもわからないが、それ以上にわからない。何のことだと小首を傾げても、真島ははっきりと答えず何度も頷きを繰り返した。
桐生が男なのは当然だろう。いままで女になったことなど一度もない。それを揶揄するような言い方が引っかかる。
「何のことだよ」
「あーあー。萎えたわ。また今度喧嘩しような」
「はあ?」
そう言って真島は踵を返す。問い詰めようとしたものの、せっかく喧嘩を諦めてくれたのだ。ラッキーだと思って行かせればいい。そんなことを考えてしまい――迷ってしまった。その一瞬で真島は人混みの中に姿を消した。ちょうど昼時で、オフィスビルから人が流れ出る時間帯だ。人をかき分ければいいだけだが、そこまで面倒なことをするほどでもないだろう。
しかし妙に引っかかった桐生は軽く舌打ちをして、吸い殻になった煙草を焚火に放り投げたのだった。
日が暮れ始めると、夜の蝶たちが姿を出し始めた。電飾が目に痛い看板も灯され、あちこちから煩い呼び込みの音楽が流れる。年中無休でお祭り騒ぎの神室町は、この時間帯から夜の色を見せ危険なにおいも漂わせる。
久しぶりに時間が空いたからとバッティングセンターに足を向けた真島は、珍しい人間に目を丸くした。
「嬢ちゃん」
「あ。真島のおじさん」
腰を落としながら、少女に目をあわせる。
澤村遥は桐生のもとに身を寄せる少女だ。桐生一馬が唯一、心を許している人間と言っていい。そんな少女が、よりによってこの時間の神室町にいるというのは気になる。桐生がそばにいるならばまだわかるが、彼女一人のように見えた。
「桐生ちゃんと一緒やないんか。また誰かに攫われるで?」
遥はまだ幼いころから極道の揉め事に巻き込まれてきた。誘拐されたのも一度や二度ではない。桐生の弱点ともいえる彼女の価値は高いのだ。こんな危険な時間帯の神室町を一人でいるのは危険でしかない。
「真島のおじさんは、おじさんを見てない?」
「んん?」
彼女は桐生のことを「おじさん」と呼ぶ。名前で呼べばいいのに、どうもこの二人の距離がわからないが、言葉の意味は理解できた。
「桐生ちゃん、おらんのか」
「うん。お昼過ぎには帰って来るって言ってたの」
帰宅しない桐生を心配してここまで来たらしい。
「ケータイは?あいつ、もっとったやろ」
「これ」
遥はスカートのポケットから携帯電話を取り出した。
「あいつ……」
見慣れた灰色の携帯電話は桐生のものだ。どうやら家に置き忘れたらしい。これでは連絡の取りようもない。長い刑務所生活のせいで浦島太郎になったのは仕方ないことだ。だが、出所して何年か経っているのだし、こんなバカみたいなドジをしないでほしかった。『携帯』電話を『携帯』しないとは馬鹿の極である。
「アホちゃうか?」
「真島のおじさん、何か知らない?」
「うーん。昼頃見たがなあ。なんかトラブルに巻き込まれたかんじもなかったし……」
最も、大きなトラブルでなく、小さなトラブルならば可能性はある。
桐生はトラブル体質な上に、重度のお人よしと言う困った性質をもつ。本人はそれでも問題ないだろうが、関わる周りの人間からすればもっと自分自身を大事にしろと口だしたくなる。特に今は遥がいるというのに無鉄砲で飛び出すクセがあるのは悩ましいところであった。
真島は携帯電話を取り出して舎弟に指示をだす。桐生が神室町にいるのならば探すのはそんなに手間ではない。
「そのうち見つかるわ。それより嬢ちゃん一人は危ないし帰ったほうがええんちゃうか。こうしているうちに桐生ちゃんがお家に帰ったら、それはそれで行き違いになるし」
「大丈夫。ちゃんと置手紙してきたよ。電話してねって書いておいたの」
しっかりしている。桐生よりも大人びてないだろうか。駄目な大人がいると子供は勝手に世話焼きになるという、典型的なパターンなのかもしれない。
「えらいなあ。桐生ちゃんも見習ったほうがええなあ」
「いつもはちゃんと帰ってくるんだよ?」
遥の精いっぱいのフォローに頷いてやり、真島は腰をあげた。
「探すのは俺の舎弟に任せればええわ。嬢ちゃんじゃ行けない場所にも行けるしな。それより、腹減ってないんか。もうこんな時間やで」
初対面のころから随分と大きくなった。成長期なのだろう。この頃といえばいくら食べても満足できなかった記憶がある。
「ううん。大丈夫だよ」
「ほうか。じゃあどっか遊びにでも行くか。カラオケとかゲーセンとか」
「いいの?」
「桐生ちゃんが嬢ちゃんほっといて遊んでるんや。嬢ちゃんも遊んだってバチ当たらんわい」
「…………」
その論法は正しいのかと遥は考えるように小首を傾げるも、年相応に遊びたいらしく、にこやかに笑った。
「そっかあ。じゃあね。プリクラ撮りたい!」
「おう。ええでえ。じゃあでかいゲーセンに行こうか」
ここからだと劇場前広場前のゲームセンターが一番大きいだろう。どんな落書きをしようかと話ながら二人はゲームセンターへと向かうのだった。
あらかたのプリクラを撮り終えユーフォ―キャッチャーで遊んでいたとき、胸元の携帯電話が震えた。捜索に当たっていた舎弟がようやく桐生の情報を掴んだらしい。
「嬢ちゃん。桐生ちゃん見つかったって」
「ほんと?」
遊び疲れたのか、少々眠気がきているらしい。遥は眼をしょぼしょぼさせ、真島を見上げた。
「大丈夫か?どっかで休んでてもええんやで」
「だいじょうぶ……」
この状態で夜の神室町を歩くのは危険だ。荒々しい輩たちが闊歩する時間である。遥のような子供は蹴飛ばされてしまうだろう。真島は仕方なしに遥を抱き上げて桐生の捜索に向かった。桐生は公園前通りで目撃があったという。
人が多いとはいえ、あの背格好はかなり目立つ。かつて神室町で追いかけまわしたときも桐生を探すのは簡単だった。身体といい声といい、あんな特徴的な人間はそういない。
「嬢ちゃん、見っけた?」
「ううん。どこかなあ」
「どっか入っとるんかのお」
やはり桐生は何かのトラブルに巻き込まれたのか、建物に入ったり移動したりを繰り返していた。そのため確たる情報がつかみにくく、ようやく数分前に見かけたという情報を得たのである。
建物に入られたりすれば通りを見ていても仕方ない。もう少しあたりを歩こうとしたとき、遥が「あ」と声をあげた。
「おじさん!」
「お?」
遥が指さした方向に桐生はいた。やはり建物に入っていたのか、ちょうど外に出てきたところらしい。
「んんー……?」
その姿をじっくりと見て、真島は手で遥の目を遮った。が、遥は無言でそれをおろす。横目で見上げれば、遥は冷めきった目をしていた。
それもそのはずだなと真島はため息をついて、桐生のもとに向かう。すれ違う女からは強い香水の匂いがした。
「桐生ちゃん」
「……あ?にいさ、……遥?!」
一服つこうと煙草を取り出していた桐生は、唐突に声をかけられて瞬きを繰り返した。真島だけならまだしも、遥もいるのだ。しかも抱っこされた状態となれば驚くのも当然である。
「お前が携帯電話忘れたままほっつき歩いとるから心配で探しにきてたんやで」
「……そうだったのか」
簡単に説明してやる。携帯電話を忘れた自覚はあったらしい。
「わ、悪かった。すぐに帰るつもりだったんだが、なかなか片付かなくって……」
「…………」
「……は、はるか?」
普段ならば仕方ないと言ってくれる遥が無言である。その上、冷たい視線を向けられていた。彼女がこうした目を向けるのはよほど呆れた時だけである。そんなに携帯電話を持ち歩かなかったことに怒っているのかと、桐生は謝罪を繰り返した。
「気を付けているんだが、どうも忘れてしまってなあ。途中で気づいたんだが、まだそこらに公衆電話があるし、なんとかなってたんだ。遥に連絡を忘れていたのは俺の落ち度だし、そう怒るのは仕方な」
「あー、あー、ちゃうねん。桐生ちゃん」
確かにその謝罪も間違いではないが、遥の態度は別の理由だ。
「お前が女としっぽりしとったから怒っとんねん」
「は」
「ようやっと見つけたとおもったら、女と一緒にラブホからでてくるんやもんなあ」
「……あ」
自分の背中になにがあるのかを思い出した桐生は、ハッと目を見開いた。
目の前のラブホテルはシックな外観とはいえ、外壁にしっかりと料金プランが掲げられている。真島はもちろんのこと遥にもすぐにわかったのだろう。そのラブホテルから、先ほどすれ違った派手な女と一緒に桐生が出てきたのだ。休憩したとみるのは当然のことだった。
「ち、ちがうっ!」
桐生は慌てて事情を説明しはじめた。
キャバ嬢が失踪するという事件が多発していた。失踪自体は珍しくも無く、神室町では毎日のように聞く話でもある。ただ、失踪する前兆がなかった者も消えてしまうこともあった。失踪ではなく別の問題が発生しているのではないかと、キャバ嬢の間でも噂になっていたという。お気に入りのキャバ嬢から頼まれたこともあって、桐生は情報収取に励んだ。
「物好きやなあ」
「うるせえ」
調査の結果、連続殺人であったことが判明した。犯人はキャバクラ通いが趣味の男だった。
惚れたキャバ嬢が失踪してから、ひたすら似たキャバ嬢を捕まえては殺したらしい。失踪したキャバ嬢に大金をつぎ込んだ腹いせもあったせいで、女性たちはみな、無残に殺されていた。失踪したキャバ嬢と遺体は一致していたものの、数があわなかった。失踪者が一人多い。犯人は知らないというので探したところ、ただ単にサボっていたらしい。騒ぎに乗じてラブホテルで籠っていたところ、桐生によって見つけ出されたという話であった。
それが先ほど桐生と一緒に出てきた派手な女なのだろう。
「らしいで。嬢ちゃん、どう思う?」
「ちょっと作り話っぽいよね」
「は、遥……⁈」
「せやなあ」
「にいさん!」
わかるだろう⁈と縋るような眼で見られ、真島はやれやれと肩をすくめた。
「まあ、手が血で汚れとるし、それっぽい匂いもせんし、一発やったっちゅうわりには小汚いしなあ。ちょっとは信じてええとおもう」
「かばってるのか?!かばってんだよな?!」
「ううん、そうかなあ……」
「別れ際もさっぱりしとったし、せやなあ。七割は信じてもええな」
「そこは百パーセント信じろよ!」
必死な桐生が面白い。ここまで必死に言い訳する桐生は久しぶりだ。遥に勘違いされるのが相当イヤなようだった。
「……真島のおじさんがそう言うなら」
「遥……!」
自分よりも真島を信頼する言葉に少し傷つきながらも、遥の譲歩にほっと息をつく。
「今度からはちゃんと携帯電話持ち歩いてね」
「あ、ああ。もちろんだ」
一件落着したところで遥を桐生に渡す。すっかり目は冴えてしまったらしいが、遊び疲れているので抱っこのままでいいらしい。
「ずっと兄さんといたのか?」
「うん」
「そうだったのか。兄さん、どうもありがとうございました」
深々と頭を下げる。遥も倣うようにお辞儀をしながら感謝の例を伝えた。
「ええって、そんなん。それより、メシ食わせてないから、はよどっかで夕飯すませとけ」
遥の勘違いで少しは楽しめた。あまり狼狽えない桐生が、こんなにも幼い少女には太刀打ちできないというのは傑作だ。数多くの修羅場を潜り抜けておいて、つまらないことで焦る姿が桐生らしいと言えば桐生らしい。
良いものを見せてもらったと、真島は適当に挨拶をして踵を返すのだった。
桐生と再会したのは翌月のことである。横浜あたりで遥と過ごしている桐生が、神室町まで足をのばすことは珍しい。こちらにくれば面倒毎に巻き込まれるし、遥と過ごすには裏社会と徹底的に距離を置くべきだ。真島もよく理解しているので、その点について文句をいうことはない。旧知の仲なのだからもっと顔を見せろという本音を隠しつつ、真島は再会を喜んで見せた。
「んで、今日は何があったん?」
あらかじめ桐生から連絡があった真島は、焼き肉屋で待ち合わせした。喧嘩したいがたまにはいいだろうと誘えば、桐生は断ることなく馴染みの焼き肉屋に顔を出す。
真島は届いた生ビールで乾杯し、他愛のない話題を切り出した。
「別にそういうわけじゃないんだ。ただ、前にロッカーの鍵を拾ったのにそのままだったからな。気になって取りにきたんだ」
「ああ、なるほど」
神室町ではコインロッカーキーの落し物が多い。警察もわざわざその程度のものを預かることは無かった。そのためロッカーの中身はキーを拾った人間のものになるのが、神室町の暗黙のルールでもあった。
「何が入ってた?」
「銀の皿」
「しょっぱ」
質屋に入れても大した小遣いにもならなそうだ。これでは電車賃の無駄である。
「いつまで持ってるわけにもいかねえだろ」
「律儀やなあ」
そんなことしなくてもそのうちロッカー管理会社が合鍵でロッカーを開けていただろう。折角鍵があるというのに中身を抜き取らないのはもったいない、そういう意味ならば十分に理解できる。
そこで真島は別の理由があると推測した。察するのは簡単だ。年頃の男がわざわざ都会でてくるなんて相場は決まっている。色恋だ。桐生は少しむっつりなところがあるし、それでいて遥には見せない努力もしているらしい。横浜ではなく神室町まで出てくるあたりが、よりむっつりらしさを醸し出していた。
ちょうど鼻についた匂いにフフンといやらしい笑みを浮かべる。
「そんなこというて。お前も隅に置けんのお」
「あ?」
「お気に入りの嬢がおるんやろ。どこのどいつや。キャバか?それとも風俗か」
「待て待て。何の話だ」
ジョッキグラスを置きながら桐生は慌てて問いただす。
「桐生ちゃんみたいなスケベ親父が神室町に来る理由なんて風俗くらいしかないやろ」
「失礼すぎるだろ!」
「ええ~?そんなことないってえ。そういう男なんてそこらにたくさんおるし」
日本最大級の歓楽街だ。ありとあらゆるニーズに応えるサービスが揃っている。みな仲間のようなものなので口も堅い。真島も長くこの街に関わる人間として理解を示すポーズをとった。
が、桐生は顔を赤くして否定しきる。まだ酔ってはなさそうだった。
「あのなあ。何の根拠があってそんな話になるんだ。くだらねえ言いがかりはやめろ」
「根拠ならある。お前がやたらと身ぎれいなにおいをしているからな」
「ああ?」
意味が分からないと、桐生は自分の袖を嗅いだ。特に匂いはついていない。しいて言えば煙草の臭いがしみついているだけだった。
「身ぎれいって……」
「どう考えてもホテルメイドのシャンプーとかボディソープの匂いがすんねん」
「あんた、犬か」
いくら狂犬といわれていても嗅覚が発達しているわけではない。もちろん桐生も理解しているが、鼻のよさに少し引いてしまった。自分の体臭は自分では気づけないというが、そんなに濃い匂いを放っているとも思えなかった。
「だってこの前もしたし。そこらのホテルで休憩してきたんちゃうんか。それともソープか」
「だからしてねえっつってんだよッ」
「じゃあなんやねん」
男の桐生がこんなに香りのいいものをつかうはずがない。行水していたほうがまだ納得できると、真島は鼻を鳴らす。
「シャンプーねえ。……ああ。そういや、いま、遥と同じやつ使ってんだった」
「ああ?嬢ちゃんの?」
「そうだよ。俺は石鹸でもよかったんだが、俺も使ったほうが良いって言って、体洗うやつも同じの使ってる」
「なるほど」
遥の選んだものならば納得がいく。幼いとはいえ女の子だ。体臭には気をつかっているだろうし、石鹸では物足りなさを感じただろう。
「俺はてーっきりお気に入りの嬢とねんごろしてるもんかと」
「下世話な人だな」
「うん!」
知らなかった?そう言いたげな真島にため息がでる。もちろん知っていた。慣れていても疲れてしまうのだ。仕方ない。
「なーんや。つまらん。そういうのはおらんのか。不健全なやつ」
「うっせえな。俺のことより、自分はどうなんだ。聞いたことねえぞ」
今も昔も真島の浮ついた噂はきかない。前、ナンパしたところを見たがフラれていたしさっぱりと諦めていた。どうも真島の隣に女がいるというのは想像がつかない。
「俺はええの」
「なんだよそれ」
ダブルスタンダードにもほどがあるだろう。不機嫌な面を見せる桐生に、真島は運ばれてきた肉を受け取って、素早く網に並べ始めた。
「まあまあ、肉が来たんや。とっとと焼いて食おう。怒るのは無し無し」
「誰のせいだと……」
「わーった、わかった!ワビに俺が奢ったるから、好きなの頼め!ほら、なにがええ?特上頼んでええし、ビビンバも冷麺も好きなの頼めや」
「……ったっく」
勢いでごまかしに来ている。もう少し言ってやりたい気持ちはあるものの、せっかくの食事を台無しにするのはもったいない。真島のような旧友は、もうこの世にいないのだ。真島の悪い癖だと割り切ってしまうのが、楽なのだろう。
仕方なしに桐生は追加の酒と牛タンを注文し、腹を満たすことにしたのだった。
徐々に意識していって8の時代でお互いに好きになる、という過程を書こうとしたけど飽きちゃった

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